[Keyword] Sunflower【キーワード】向日葵

“向日葵(Sunflower)” is a kind of word called “jukuji-kun.”

『向日葵ひまわり』は、『熟じゅく字訓じくん』とよばれる種類しゅるいの単たん語ごです。

Jukuji-kun is a word reading of a kanji compound by meaning.

熟じゅく字訓じくんとは、単たん字じ単位たんいではなく熟字じゅくじを一いち単位たんいとして訓読くんどくする語句ごくを指さします。

There are many other jukuji-kun such as “薔薇(Rose),” “秋桜(Cosmos)” “紫陽花(Hydrangea),” “山茶花(Sasanqua),” and “百日紅(Crape myrtle),”.

熟じゅく字訓じくんは、ほかにも『薔薇ばら』、『秋桜こすもす』『紫陽花あじさい』、『山茶花さざんか』、『百日紅さるすべり』など多数たすう存在そんざいします。

* It is different from “the phonetic equivalent”, which is created by using kanji with the same sound as the word.

※ 語ごと同おなじ音おとの漢字かんじを充あてて作成さくせいされる『当あて字じ』とは異ことなります。

Originally, the sunflower was written as “日回り(rotate the sun)”.

元来がんらい、ひまわりは『日ひ廻まわり』と表記ひょうきされていました。

* It may still be written as such.

※ 今いまでもそう表記ひょうきされる場合ばあいがあります。

In addition, there were various notations and names such as 日車 and 日輪草.

その他ほか、日ひ車ぐるま、日輪にちりん草そうなど様々さまざまな表記ひょうき、呼よび名ながありました。

Currently, the notation “sunflower” has become established.
 

現在げんざいは、『向日葵ひまわり』の表記ひょうきで定着ていちゃくしています。

The property that the stems of plants bend toward the direction of strong sunlight is called heliotropism.

植物しょくぶつの茎くきなどが太陽光たいようこう線せんの強つよい方ほうへ向むかって屈曲くっきょくする性質せいしつを向日性こうじつせいといいます。

In addition to the 向日性(heliotropism), “葵(Aoi)”, which means that the flowers open and turn around in all directions, has been added, and it is now written as “向日葵”.

『向日性こうじつせい』があることに「四方しほうに向むいて花はなが開ひらく、開ひらいて回まわる野菜」という意味いみのある『葵あおい』が加くわえられ、『向日葵ひまわり』と表記ひょうきされたことになります。